農村女性残酷物語〜生きて売られ、死んでもなお売られ続ける



慰安婦どころじゃない人権侵害ですな…(゚д゚)





2年前、北京郊外の平谷区の民族村と呼ばれる村落を訪れた。桃の花の名所だが、実は農作物のほとんど実らぬ寒村で、嫁の来手(きて)がない。だからベトナム国境あたりの少数民族の村から嫁を買う。北京なのにミャオ族やナシ族の女たちが暮らすので民族村。

そこで出会ったミャオ族の王美芬さん(当時37歳)は19のとき、8つ年上の実兄に5000元(約8万円)で売られてきた。「好きな人がいたのに、北京で働き口があるとだまされて連れてこられた」。村に着いてだまされたと知り泣いて抵抗すると、兄は棍棒(こんぼう)で折檻(せっかん)した。兄は受け取った金で故郷に家を構え、意中の女性と結婚した。

「10歳年上の夫とは方言の違いで、当初は言葉も通じなかった。結婚2年後、子供が生まれてもう逃げられないとあきらめた」。昔の恋人は、王さんを待ってまだ独身という。語る王さんの涙は止まらず、ぽたぽたとズボンの上にぬれたシミをつくり続けた。


■今も続く女性売買

中国の女に生まれるということはなんとむごいことかと、そのときつくづくと思ったが、やがてこんなのは序の口と知る。

昨年暮れの事件だ。陝西省延安県の村で結婚仲介者が知的障害の女性(20)を家族から2000元(約3万2000円)で買った。仲介者は別の村の男性に若く健康な嫁として売ったのだが、後で障害がばれて返された。もてあました仲介者は女性を殺害、遺体を「陰婚」仲介組織に転売した

陰婚とは、未婚男性が亡くなったとき、あの世の伴侶(はんりょ)として墓に未婚女性の遺体を一緒に埋葬する農村の俗習だ。陰婚用の遺体は遺族が売ることも、病院の遺体安置室や墓から横流しされたり、盗まれたりすることもあるらしいが、陝西省山西省などで炭坑事故による若い男性の死が急増し陰婚用遺体が値上がりしているため、最近では若い女性を狙った連続殺人事件も起きている。

この事件も「陰婚」仲介地下組織の摘発によって明らかになった。地方紙にひっそり載った記事によれば、事件解決後も家族は彼女の遺体を引き取ろうとしなかった。中国の女は生きて売られ、死んでもなお売られ続ける


■一人政策に暴動

先週末、広西チワン族自治区博白県の6カ村で300〜3000人規模の暴動が相次いで発生、役場などが焼き討ちされた。新華社によれば人口抑制政策・一人っ子政策徹底への反発が原因で28人が逮捕された。香港消息筋によれば、博白県では今年の旧正月以降、政策違反の夫婦には数万元の罰金徴収が徹底されたうえ、1万7000人以上の女性たちが次々と強制堕胎、強制避妊手術を受けさせられたという

こんなふうに中国女性の境遇に思いをはせてしまったのは、最近、中国政府が全国幹部の40%が女性だといった統計を発表したからだ。確かに昨年の長者番付1位は女性社長で、呉儀副首相はじめ女性の社会進出は日本以上に目立つ。だが、貧富の差同様、女性の境遇の格差も開く一方だ。男尊女卑思想が深く染みついたこの国で、人口抑制政策の犠牲は農村女性にしわ寄せがきている。

その結果、最新の統計では中国の男女出生比率は119対100にまで拡大、2020年には4000万人の男性が結婚にあぶれるそうだ。政府は慌てているが、それを聞いて私は少しほっとする。不幸な女が多少は生まれずにすんだのかと。男たちが多少女性の大切さを思い知るきっかけになるかももしれないと。


ソース・iza
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/53879/



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さすがに、「人権なんかクソ食らえ」の中共だとわかっていてもこのニュースにはビックリです。


マイク・ホンダ君や反日サヨクの皆さんもありもしない慰安婦問題で日本非難ばっかりしてないで、こういうことも取り上げてみたらどうかねぇ〜(絶対にスルーでしょうが…





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