日中防衛首脳会談 社説読み比べ
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◇読売新聞 日中防衛相会談 軍事力の透明性向上を追求せよ
防衛交流では前進があったが、中国の軍事力増強への懸念の払拭(ふっしょく)にはほど遠かった。
高村防衛相は中国の曹剛川国防相と会談し、海上自衛隊と中国海軍による艦船の相互訪問の年内開始で合意した。防衛当局間で緊急連絡を取るためのホットライン創設の作業を進めることも決まった。
日中の防衛交流は2001年以降、小泉前首相の靖国神社参拝への中国側の反発などにより、停滞していた。昨年10月に安倍首相と胡錦濤国家主席が首脳会談で「戦略的互恵関係」を確認し、防衛当局間でも関係改善の機運が高まった。
日本の安全保障の基盤は、強固な日米同盟にある。一方で、防衛交流や安保対話を通じて、日中の信頼醸成を図ることも一定の補完手段となり得るだろう。
01年4月には南シナ海上空で米軍電子偵察機が中国軍戦闘機と接触し、海南島に着陸する事件が発生した。同様のことが日中間で起きる可能性もある。ホットラインは、些細(ささい)な事故が重大な事態に発展するのを防ぐ効果が期待される。
海自の練習艦隊はこれまで計67か国を訪問しているが、隣国の中国訪問は一度もない。中国軍艦船の来日例もない。儀礼的な相互訪問にとどまらず、海難救助や災害派遣の共同訓練など、より実質的な交流の早期実現を目指すべきだ。
高村防衛相は会談で、中国の軍事力整備の目標や兵力・部隊配置などの情報公開を促した。曹国防相は「透明性の向上に努力している」と応じるにとどめ、具体的な回答はなかった。
中国の国防費は、19年連続で2けたの伸び率を記録している。実際の国防費は、その公表分の2、3倍に上ると推測されている。海外からの装備調達費や研究開発費などが含まれていないためだ。
今年1月には、弾道ミサイルによる衛星破壊実験を実施したが、詳細の説明はしていない。海空軍は行動範囲を広げており、04年には原子力潜水艦が日本の領海を侵犯した。空母保有に向け、必要な装備を調達しているとの見方もある。
日本など国際社会が近年、中国の軍事動向に懸念を強めているのは、当然のことだ。今後、日中間では、閣僚・次官級にとどまらず、局長・審議官級や制服組幹部らによる会談や対話の機会を増やし、様々なルートで情報公開を促すことがあっていい。
中国も、海外の「中国脅威論」の沈静化を図ろうとしている。来年に北京五輪、10年に上海万博を控えるうえ、経済発展のための安定的な国際関係が必要だからだ。そのためには、軍事面の透明性向上に自ら踏み出すことが不可欠だ。
ソース・http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070830ig90.htm
◇朝日新聞 日中防衛交流―待ちわびた再始動
中国の国防相が9年半ぶりに日本を訪れた。小泉前首相の時代、停滞を余儀なくされてきた日中の防衛交流がようやく再始動することになった。
来日した曹剛川国防相は高村防衛相と会談し、海上自衛隊と中国海軍の艦艇が両国を相互訪問することで合意した。また、日中の防衛当局間に緊急連絡用のホットラインを創設するため、作業グループを置くことも決まった。高村防衛相は来年にも訪中する。
軍事面での相互信頼を広げ、両国関係を安定させていくうえで、どれも欠かせないことだ。この会談で多くの合意がなされたのは、双方が交流再開を待ち望んでいたことの表れでもある。今後、さらに弾みがついていくことを期待したい。
両国の防衛首脳が会談するのは、03年に当時の石破防衛庁長官が訪中したとき以来だ。その後、小泉前首相の度重なる靖国神社参拝に中国側が強く反発し、交流そのものが進まなくなっていた。昨秋の安倍首相の訪中で再開への機運が生まれ、国防相の訪日が実現した。
日中両大国の関係はこの地域全体に影響する。安全保障の分野となれば、なおさら深刻だ。それを考えれば、たとえ政治的な問題でぶつかったとしても、防衛当局の交流は途切れさせてはならない。そんな冷静さを双方に求めたい。
防衛の責任者が自分の目で相手を見るのは極めて大切だ。
98年に訪日した遅浩田・前国防相は「日本が専守防衛に徹していることがわかった。(自衛隊は)戦前の軍隊とは全く違うと認識した」と語ったという。中国の多くの軍幹部に、自衛隊やいまの日本社会をしっかりと見てほしい。
同じように、日本の防衛幹部も中国軍や中国社会の実情を詳しく見るべきだ。
膨張一方の軍事費をはじめ、活発化する海軍の動きなど、中国軍に対する懸念は少なくない。日本領海を潜水艦が侵犯したり、天然ガス田周辺で示威的と見られる行動に出たりしたこともあった。今後もさまざまな摩擦は避けられまい。
その時にいかに事態を深刻化させず、誤解による事故を避け、緊張を和らげるか。そのためにこそ、日ごろの信頼醸成が欠かせないのだ。
艦艇の相互訪問は、実現すれば初めてのことになる。早ければ11月にも中国側の艦船が日本の港を訪れるという。なんとしても果たしてもらいたい。
米国と中国との軍事交流は一歩先を進んでいる。昨年9月には米国沖で、11月には南シナ海で米中合同の海難救助演習を行った。中国の軍事的な動向を警戒しつつ、敵対しないための努力を重ねていこうということだろう。
日本は安倍首相の価値観外交といい、近く行われる米印豪などとの軍事演習への参加といい、中国牽制(けんせい)を意図したかのような動きが目立つ。だが、本筋の外交はあくまで中国との相互信頼づくりであることを忘れてはならない。
ソース・http://www.asahi.com/paper/editorial.html#syasetu1
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何だこの朝日の異様なはしゃぎっぷりは…そんなにうれしいニュースかこれが
現実的な中国の軍拡に対する脅威に対してほとんど触れていないのは「中国様の軍拡はよい軍拡!」という意図を持っているせいだろうが、最後には我慢できずに「本筋の外交はあくまで中国との相互信頼づくりであることを忘れてはならない」などと「中国様を牽制するような外交はけしから〜ん!!」というホンネを爆発させているところが痛い。
朝日(ちょうにち)新聞などと揶揄されているが、いっそのこと人民アカヒ日報にでも改名したらどうか…
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