南北首脳会談 金総書記「日程延長提案の拒絶」にキレた?

相変わらずのわがままぶり…(;´Д`)





北首脳会談2日目の3日、北朝鮮金正日キム・ジョンイル)総書記は、会談が終了した午後4時25分以降姿を見せなかった。盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領と金総書記が「アリラン公演」(北朝鮮の体制宣伝のための大規模なマスゲーム)を一緒に観覧するという計画も頓挫し、また午後10時からの盧大統領主催の夕食会にも金総書記は出席しなかった。金総書記の出席は事前に約束したことではなかったが、欠席は予想外の出来事だという声が上がっている


2000年の南北首脳会談の際には、金総書記は2日目の金大中(キム・デジュン)大統領(当時)主催の夕食会で、金大統領と一緒に入場し、3時間ほど同席した。ワインを一気飲みするなど、酒類を10杯も飲み、酒豪ぶりをアピールしてもいた。また南北双方の出席者らを自分のテーブルに呼び、ジョークを飛ばしてムードを盛り上げていた。


また、「アリラン公演」は北朝鮮が「金総書記の作品」と宣伝しているものだ。それだけでなく、00年10月に訪朝した米国のオルブライト国務長官(当時)は、「アリラン公演」の前身といえる「100戦100勝の朝鮮労働党」を金総書記とともに観覧している。


金総書記が夕食会に出席しなかった理由を確かめるすべはないが、午後の会談で自らが提案した日程の延長を盧大統領が断ったことで気分を害したからではないかという見方が出ている。金総書記はゲストを迎えた立場として、「ゆっくり休んで天気のいい日にアリラン公演を見て帰ってほしい」と勧めたものと考えられるが、こうした好意を無視されたと感じたことも考えられる。


一方、盧大統領にしてみれば、午後の会談が始まるやいなや、金総書記が突然日程の延長を持ち出してきたので、当惑したことだろう。そのため時間を置いて考えてみようと思ったのではないだろうか。だが、自らの一言で国全体を一糸の乱れもなく動かすことができる金総書記としては、「儀典・警護担当秘書官と相談する」という盧大統領の発言が言い訳にすぎないと考えた可能性が大きい。自らの好意に喜んで応じる姿ばかりを見てきた金総書記としては、その好意を拒絶されたという事実に大きなショックを受け、怒りを覚えたのではないだろうか、というわけだ。


ソース・朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/article/20071004000011


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基本的にしょーもないマスゲームや夕食会に金正日が出席しようが欠席しようがどうでもいいことだが、上記記事の推測は結構当たっているように思う。

独裁者である金正日は、国内であろうが外遊先であろうが自分の気分次第でコロコロスケジュール変更を強要する。当然、将軍様の意向は絶対であるからして、周囲は右往左往しながらも何とかその意向を叶えてさしあげるのがつとめなのだ。(逆らったらどんなことになるか…わかるよね)

そういう境遇で日々暮らしている将軍様から見れば、
せっかく好意で日程延長を提案してやっているのに酋長は何考えているニダ!!と怒り心頭なのかもしれない。

しかし、それはあくまで金正日の常識であって世界の常識ではないのである。(この辺が田舎者の悲しい性ですな)

この首脳会談実現に向けて韓国政府や関係者は準備に準備を重ねてきたハズである。当然外遊前後の大統領のスケジュールは目白押しであろうし、「もう1泊せぇや!ワレ!」と誘われてもおいそれと「そいじゃ延泊しまっさ!」とは即答できるワケないのである。


そう言えば、私の敬愛する報道カメラマン不肖・宮嶋氏(宮嶋茂樹氏)がその著作不肖・宮嶋 金正日を狙え!」でロシアに外遊した金正日を追っかけ世紀のスクープ写真(頭頂部ズル剥け写真など)の撮影に成功したエピソードを紹介されているが、このときも金正日のわがまま日程変更で氏はもちろんロシアの警備当局が散々振り回されたことが赤裸々に綴られている。

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幼少期自分を育ててくれた国であり、昔の援助国であるロシアに行ってもわがままを通す将軍様なのである。自分の王国に南のチンピラ(酋長のことはこの程度の認識だと思う…)が来たのだ。常識ハズレではあっても「自分の好意を素直に受け取らないとは何事か!」とさぞご立腹のことだろう。



まったくもってアホである。さらに言えば、こういうアホ相手に下手に出続ける酋長をはじめ韓国政府も情けない限りだと思う。




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