盧武鉉大統領の「歴史タリョン」〜自らの精神的安定剤としての歴史問題

産経・黒田氏の分析「ノムタンは自らの精神的安定剤としての歴史問題を語る



     ∩ ∧酋∧
   ⊂⌒< ‘∀‘> <疲れたニダこの辺でチョッパリの悪口言ってスカっとするニカ?
     `ヽ_つ ⊂ノ


【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 まさに“歴史タリョン”

韓国に「タリョン(打令)」という言葉がある。辞書を引くと「音曲の一つ、節回し、繰り返して話すこと、口癖、決まり文句…」などと出ている。普通、繰り返しぐずぐず言うという感じで、たとえば「シンセタリョン(身世打令)」などといった言葉としてよく使われる。これは自分の身の上話をぐずぐず語ることで、いわば「人生嘆き節」ということになろうか。
 
韓国人はこれが結構好きで、自らの来し方あるいは苦労話をあれこれ長々と話したがる。たいがいが不運や不平、不満の話で、それを語ることでストレス解消をやっているようにみえる。だから「シンセタリョン」は誰かに対する攻撃的な話というより、それを吐露することで自ら精神的な安心を得るというか、一時的にすっきりするという感じのものだ

このあたり、自分の苦労話は聞かれればともかく、自ら他人にはあまりしない方がいいと思っている日本人とは、情緒的にかなり違うところがあるように思う。

盧武鉉大統領の日韓外交における“歴史好き”に接するたびに、筆者(黒田)は「歴史タリョン」という言葉を思い浮かべる。昨年の竹島(韓国名・独島)問題に端を発したこの間の盧大統領の対日外交姿勢は、まさに「歴史タリョン」ではなかったか。

盧大統領の“日韓関係歴史講義”は日本の要人に対してだけではなく、この間、ブッシュ大統領やライス国務長官など米首脳から、中国やヨーロッパの首脳、さらにはアナン国連事務総長にまで及んだ。第三者に自らの主張を力説し支持を得ようというわけだが、日韓関係に関連し第三者相手にこれほど日本批判をした大統領は珍しい。国際的にも異例だろう。“型破り”が好きないかにも盧大統領らしいやり方だ

最近、日韓関係は新任の安倍晋三首相の訪韓で中断状態だった首脳外交も復活し改善に向かっているが、盧大統領の「歴史タリョン」は相変わらず続いているようだ。実は安倍政権発足の際、韓国外務省の幹部に「関係改善に向け何かアドバイス(助言)は?」と聞かれたので「大統領のあの“歴史講義”はなんとかなりませんかねえ」と言ったことがある。その後、盧大統領は安倍首相や麻生太郎外相など日本の要人と何回か会ったが、それを受けて韓国外務省の幹部は「どうです、大統領の歴史講義は少なくなったでしょう」と言う。しかしそんなことはない。先月のハノイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際の安倍・盧武鉉会談でもまた「歴史問題がこれ以上、東北アジア地域の協力秩序の障害要因にならないよう安倍首相が指導力を発揮することを願う」などと述べている(大統領府発表文から)。盧武鉉大統領の「歴史講義」は現在の日本を「侵略主義的傾向」などと、実に極端なことを言ってきているが、このところの発言では「この地域の平和と安定を脅かすのは(靖国や教科書、慰安婦、島問題など)日本の歴史問題」といった内容が目立つ。北朝鮮の超軍事独裁体制やその核武装、ミサイル開発より日本の歴史問題が脅威と言わんばかりなのだ。これはどう考えても国際情勢認識としてはバランスを欠いている

盧武鉉大統領が日本の要人との会談の際、緊急課題である核実験強行後の北朝鮮問題を話題にしながら、必ず日本との「歴史問題」を持ち出すのはなぜだろう。「歴史」を持ち出して「日本の脅威」を語ることにより、相対的に「北朝鮮の脅威」から内外の目をそらそうとしているのだろうか。もしそうだとすると質が悪い。あまりの“親北”ぶりとなる。対北国際協調への裏切りということになりかねない。

ところで「歴史講義は少なくなっているはず」という韓国外務省幹部との会話では、盧大統領の度重なる「歴史問題」への言及は「外交として記録に残しておくため」だという。なるほど。今どうというものでは必ずしもないというわけだ。「一応、言っておく」といった感じだろうか。必ず言っておいたということで、心理的に“安心感”を得るということかもしれない。こう考えるとまさに「歴史タリョン」である。日本に対する何か攻撃的な言説というより、自らの精神的安定剤としての歴史問題というわけだ。

だから日韓関係における歴史問題という「反日」は、日本に対して今すぐ何かをどうしろということではなく、それを言い続けることによる安心感という、どこか自己完結的な“心理的な利”を求めてのことなのだ。したがって日本としてはジタバタする必要はない代わりに、すぐ解決するものでもないということになる。


ソース・iza
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/30868/

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反日」歴史講義はノムタンにはビタミン剤みたいなもんなんだな


ま、ノムタンに限らず「韓半島」のような反日映画が大ヒットしたり、ワールドカップで日本以上に日本戦の視聴率が良くて「日本が負ける」ことに国民が大興奮したり、国民のほとんどがこのビタミン剤が大好きなワケだ。


こんなタチの悪いストーカーみたいなのが隣国だというのは不幸なことだね。





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