【読売社説】下村発言のどこが問題なのか?追及している民主党自身が“従軍”慰安婦に関する見解を先ず示せ

至極もっともな社説です。最近、読売頑張ってるね。





河野談話]「問題の核心は『強制連行』の有無だ」

この発言のどこが問題だと言うのだろうか。

いわゆる従軍慰安婦問題に関する河野洋平官房長官談話について、「研究」の必要性を指摘した下村博文官房副長官の発言のことである。

民主党など野党側は、河野談話の「継承」を表明した安倍首相の答弁と矛盾するとして「閣内不一致」と批判する

下村氏の発言は、「個人的には、もう少し事実関係をよく研究しあって、その結果は、時間をかけて客観的に科学的な知識をもっと収集して考えるべきではないかと思っている」というものだ。

慰安婦への「お詫(わ)びと反省の気持ち」を表明した河野談話は、その前提となる事実認定で、旧日本軍や官憲による「強制連行」があったことを認める記述となっている。韓国政府から「日本政府は強制連行だったと認めよ」と迫られ、十分な調査もせずに閣議決定された。

慰安婦問題は、一部全国紙が勤労動員制度である「女子挺身(ていしん)隊」を“慰安婦狩り”だったと虚報したことが発端だ慰安婦狩りをやったと“自白”した日本人も現れたが、これも作り話だった。政府の調査でも、強制連行を示す直接の資料はついに見つからなかった。

河野談話が、「客観的」な資料に基づく社会「科学的」アプローチより、「反日」世論に激した韓国への過剰な外交的配慮を優先した産物だったのは明らかである。そうした経緯を踏まえ、下村氏は「研究」の必要性を指摘しただけだ。

民主党などがそれでも問題だと言うなら、強制連行の有無という河野談話の核心部分をどう考えるのか、自らの見解を示してから追及するのが筋であろう。

河野談話の「継承」を表明した首相も、「狭義の強制性」との表現を使い、強制連行は「今に至っても事実を裏付けるものは出ていない」と指摘している。下村氏の発言は首相の答弁と矛盾しない

仮に首相答弁と違っていたにせよ、歴史認識も絡むような問題で、「個人的」と断った見解まで、完全な一致を求めるのは、かえって不健全ではないか。

政府見解は、金科玉条のように継承しなければいけないと決まっているものではない。おかしなところがあればただすのは当然のことだ。

大事なのは事実である。

軍や官憲による強制連行はあったか、なかったか――。政治的な思惑や過剰な外交的配慮を排し、歴史学者らの「研究」にゆだねるべき性格のものだ。

その「研究」の結果、やはり強制連行の事実が見つからないのであれば、河野談話は見直されるべきである。



ソース・読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061030ig90.htm


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昨日は産経が取り上げてたみたいですが、今日は読売が社説で取り上げました。


上記社説にあるとおり、この河野談話では慰安婦の強制連行については充分な証拠もなく外交的な配慮で認めてしまったものであり、その後この談話を裏付ける客観的な証拠も一切出てきていません。(慰安婦だったとされる韓国のおばあさんのコロコロ変わる証言は客観的じゃないので当然却下ね)もはや、客観的な事実認定という点では「勝負あった」というシロモノです。


民主党いつまで日本人を事実に反する河野談話に縛りつけて贖罪意識を持ち続けろと言うのか?いい加減にしてほしい…






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