パンダを抱きしめたいと侵入し負傷した男性、「パンダを噛んでやった」と強がり

◇「パンダを噛んでやった」＝侵入・負傷の男性が強がり―北京動物園

【北京２０日】中国・北京の動物園で１９日、酔った男性（３５）がパンダを抱きしめたいと衆人環視の中、柵を飛び越えて囲いに入ったが、パンダと取っ組み合いになった挙句、脚を噛まれて助け出された。
懲りたと思いきや、男性は「パンダの背中を噛んでやった」とのたまったという。地元紙が２０日報じた。

地方の労働者である男性はパンダを一目見ようと初めて北京を訪れ、
駅から動物園にやって来た。ただし、途中でビールを４杯も飲んできた。

パンダの囲いまで来ると、この珍獣に近付くことができるほど柵が低いことに気付き、
抱きしめてやろうと思い立った。だが結果は、雄パンダの「古古」に両脚をかまれて出血し、
他の見物客の通報で駆け付けた警備員らに助け出された。

目的を果たせなかった男性だが、それでも「パンダの背中をひと噛みしてやった」と
同紙に語った。もっとも、「奴の皮は本当に厚いな」とも漏らしていたという。

同紙は専門家の話として、パンダは性格に荒いところがあり、特に、脅威を感じると
人間でも襲うことがあると伝えている。２００３年には、パンダと一緒に写真に収まろうとして
約２メートル下の囲いに飛び降りた大学生が、脚を折る事故が起きている。〔ＡＦＰ＝時事〕

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あまりのバカっぷりに思わずほのぼのとしちゃったじゃないか…

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