“親韓ムード”急速に冷え込む/日韓共同世論調査


読売新聞社と韓国日報社が実施した「日韓共同世論調査」で、日韓関係が「悪い」と
見る人が日本ではほぼ6割に上り、過去最悪となった。
韓国を信頼できない」も、「信頼できる」を上回り、対韓感情がこの1年で急速に悪化
している
ことが分かった。
韓国でも、小泉首相靖国神社参拝に反感を抱く人や、日韓両国が領有権を主張し
ている竹島(韓国名・独島)問題の解決に悲観的な人が大多数を占めた。
靖国」「竹島」での対立が、両国民の意識に暗い影を落としているようだ。
調査は6月下旬から7月上旬にかけて、両社がそれぞれ日韓の有権者を対象に、面
接方式で行った。

現在の日韓関係を「良い」と見る人は、日本では計36%で、昨年の前回調査に比べ
24ポイント減

逆に「悪い」と見る人は同24ポイント増の計59%に上り、1995年以来、計5回の共
同調査で最悪となった

韓国では「良い」は計12%、「悪い」が計87%で、前回調査と比べ、あまり変化はな
かった。

双方の信頼度でも、日本では「韓国を信頼できない」が計51%で、昨年から17ポイ
ントの増加

「信頼できる」は計43%と16ポイント減少した
韓国では「日本を信頼できる」は計11%、「信頼できない」は計89%だった。

竹島問題に関して、「両国政府の話し合いで解決できる」との意見は、日本で計30%、
韓国は計21%。
韓国の盧武鉉大統領が竹島領有権問題で日本を強く非難し、強硬姿勢を取っている
ことについて、韓国では「適切だ」が計72%
だった。

首相の靖国神社参拝問題では、「参拝しても構わない」という人は日本で60%だが、
韓国ではわずか10%。
靖国神社A級戦犯合祀について、日本では「納得できる」(計46%)と「納得できな
い」(計44%)が拮抗(きっこう)したが、韓国では「納得できない」が計82%に上った

一方、北朝鮮が核開発を続けていることについて、「脅威を感じている」人は日本で計
87%だったが、韓国では計59%と、両国民の意識の違いが目立った。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060806it13.htm?from=top


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なかなか面白い調査結果ですね。


マスコミによって作られた韓流ブームが去り、竹島靖国問題など歴史認識をめぐる徹底した反日政策、親北朝鮮政策などもあって、ようやく日本人の中にも「韓国っておかしいよね?」みたいな感覚が醸成されてきているということでしょう。


今回の調査結果で興味深かったのは、ここ数年で日本人の韓国を見る目がシビアになったことより、むしろ韓国人の日本を見る目は以前とあまり変わらず
ず〜っと厳しい
(というよりむしろ大嫌い?)という現実です。


行き届いた反日教育と歴史の捏造(韓国では歴史の建て直しと言うらしい)によって、相も変わらず日本のことが大嫌いなようです。

こういう報道が出ると「日本は韓国の国民感情にもっと配慮して…」みたいな意見が出てくるでしょうが、もういい加減に原因を日本に求めることは止めた方がいいと思います。

たぶんこれから先、仮に“総理が靖国神社に参拝しなくても”“竹島の領有権を韓国に認めてあげても”韓国国内の世論はほとんど変わることはないでしょう。

お互いに気の合わない隣人ということを認め合って、歴史認識等で「言うべきことは言う」という対等な関係を築いて行く方が建設的ではないかと思います。