朝日VS産経文通バトル続報!

朝日の反撃 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!





先日お伝えした朝日VS産経の文通批判合戦だが早速、朝日からまたまたお手紙(反撃)があった。


【これまでの経過】下記の過去エントリーを見てね♪

◆朝日VS産経また文通開始
http://d.hatena.ne.jp/hiroyki/20071003/1191383946


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朝日新聞 2007年10月4日 夕刊2面 窓 論説委員室から

産経抄」の自己矛盾

朝日新聞をたたくのは自由だが、事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく」
先月28日のこの欄〔らん〕で、産経新聞の1面コラム「産経抄〔しょう〕」にそう呼びかけたところ、3日の「産経抄」でお返事があった

いやはや驚いた。こちらの指摘はほっかむりしたまま、こんどは沖縄〔おきなわ〕戦の集団自決をめぐる29日の県民集会の報道をとりあげて、朝日に「事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく」と切り返してきたのである。

朝日新聞は朝刊1面で「沖縄11万人抗議」の見出し(東京本社最終版)で大きく報じたが、「11万人は主催者発表の数字です」「関係者によると、参加者は最大で4万3000人だそうです」というのだ。

ならば当然、産経は「参加者は4万3000人」と書いているのだろう。そう思って記事を探すと、社会面にこんな見出しがあった。「撤回求め11万人集会」

何だ、同じではないか

首をひねりつつ2日の「産経抄」を読み返すと、そこにもこんなくだりがある。

「11万人(主催者発表)が参加した」

11万人という数字が主催者発表であることはその通りだ。朝日の記事も「参加者は主催者発表で11万人」と明記している。

自ら11万人と繰〔く〕り返しながら、やはり11万人と書いた朝日をたたく。自己矛盾〔じこむじゅん〕としか言いようがない

きちんとした批判なら耳を傾〔かたむ〕けたいが、意味不明の批判には答えようがない。重ねての忠告で恐縮〔きょうしゅく〕だが、事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく。

恵村順一郎


注:ネット上のソースなし、掲載紙面を図書館で確認(朝日の読者じゃないから…)のうえ、2ちゃんねる掲載のテキストを引用しました。

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まさしく泥仕合になってまいりました。(こうでなくちゃ面白くありません!)


前回エントリーの相撲実況風では、口下手なKの湖理事長の解説がひんしゅくを買いましたので、今度は野球実況風にお伝えしましょう。解説は球界の藤山寛美ことTガースのOカダ監督にお願いします。


(実況アナ…ワシ)

カントク、予想以上に朝日の反撃が早かったように思いますがこれは、

主催者発表通りに集会の規模を2・5倍も誇大に報道する姿勢は、戦時中に大本営発表を垂れ流し続けた貴紙の過去とだぶってしまいます。」

という直前の産経の指摘が、忌まわしい過去を持つ朝日の琴線に触れたからではないかと推察しますがいかがでしょうか?


(Oカダ監督)

そらそうよ…※注釈(;´Д`)やっぱりそうきた…

産経の記事みてヽ(`Д´#)ノ ムキー!!と怒りながら書いてる姿が想像できるわな。ワシが野村のオッサンのボヤキを聞かされたときの反応と一緒やな。


(実況アナ)

…で、朝日の反撃内容ですが、要約すると「お前らも11万人(主催者発表)と書いとるやんけー」ということに尽きるわけなんですが、これは決定打になりますかねぇ。


(Oカダ監督)

おう!そうやなぁ…例えていうなら赤星のボテボテショートゴロ内野安打くらいの破壊力ちゃうか?破壊力はないけど塁に出したらうるさいでぇー。


(実況アナ)

何かよくわからない例え話なんですが…気を取り直していきましょう。

そもそもこういうイベントの主催者発表の参加者数は、ほとんどの場合「水増しされた数字」だということは常識です。これが、○○町夏祭りとか牛喰い絶叫大会みたいな単なるイベントなら水増しされてようがどうでもいいわけですが、今回の場合は沖縄県民の声をアピールするという政治的色彩の濃いイベントなのです。したがって参加者数の持つ意味合いは極めて大きいのですね。(何人集まったかでニュースの価値もその後の影響も全然違ってくることは容易に想像できる

ただ、報道する側としてはイチイチ参加者数をチェックできるハズもなく、主催者発表の数字が怪しいとわかっていてもそのまま伝えるしかないと思われますが?


(Oカダ監督)

だいたいやなぁ、「主催者発表は水増しが常識」っちゅうのがおかしいわけや。ワシらプロ野球界でさえ観客動員数は実数で発表するようにしたやんけ!


(実況アナ)

(オッはじめてマトモなこと言いやがった…)

そうですね。カントクのおっしゃることはもっともですね。
11万人という主催者発表の(水増しされたであろう)数字が一人歩きして、大きな影響を与えている現状を考えると、忸怩(じくじ)たる思いは残ります。

朝日など主要マスコミは主催者発表を怪しいと知っていながら積極的に利用していたフシがありますが、これに対して産経だけが異議を唱えてるように見えますが、この点についてどうお考えになりますか?


(Oカダ監督)

そうやなぁ、産経も朝日に指摘されているように(物理的に困難だったとはいえ)主催者発表の数字を最初に書いているだけに、チョット反論が苦しいところはあるわな。



(実況アナ)

そうですね…では、ではこの試合は朝日の方に勝負の流れがあると?



(Oカダ監督)

イヤまだわからんで。

そのまま主催者発表を垂れ流してきたところと、後からとはいえ事実を究明しようとしているところでは報道姿勢という点で明らかに違いはあるからなぁ…

この「沖縄教科書問題」そのものは国政まで巻き込んだ問題になってるし今の風向きからすると、産経が主催者発表参加者数に異議を唱えても「焼け石に水」的な感じはするわな。

ただ、朝日との文通だけを考えると、産経もまだまだ反撃してくるやろし、ひょっとするとビックリするような隠し玉持っとるかもしれんしな。何にしても、ウチみたいにJFKが重要ってとこやな。



(実況アナ)

( ゚д゚)ポカーン …JFKの意味がよくわかりませんが…


(Oカダ監督)

そうか、わからんか?

ええか、日本のマスコミっちゅうのは自分らの持っていきたい方向に沿うのなら少々怪しいと思っていても、そういう声は大きく取り上げ、小さいことも大事件のように大げさに騒ぎよるわけや。特に朝日なんかは過去の例を見ると、ウソこいてまで強引に主張する傾向が強いわけやな。

そこでや、そういうマスコミの暴走を監視しチェックするためにはネットの登場は大きかったわけやが、それと同時に違う方向性(志向)を持ったいろいろなメディアがお互いを牽制しあうっちゅうことも大切やと思うわけよ。

つまりやな、暴走を抑える=抑えが重要=抑え投手=JFK…っちゅうワシの高等な洒落なんやな。どや?うまいこと言うやろ?


(実況アナ)

(;´Д`)(わかりにくすぎるわ…)なるほど、そういうことですか。

でも、カントクがおっしゃることはわかるのですが、日本の現状を考えるとメディアで大きく取り上げられると世論もそのとおりの方向に大きく振れる傾向が強いですよね。ネットやメディア間の牽制と言っても現状では効果が小さいように思いますが?


(Oカダ監督)

そや!残念ながらそのとおりやな…日本人は素直すぎるっちゅうのか物事をあまり深く考えへんちゅうのか…

メディアの報道をそのまま鵜呑みにせんと、自分の頭で考えるクセをつけなアカンと思うわな。ただ、これでも随分昔に比べたらマシになったと思うで。監視や牽制のおかげであんまり信憑性のない記事やヨタ話書いたらすぐ叩かれることもわかってきたからな。この辺はあまり悲観的に考えん方がエエと思うぞ。

ワシも昔、オカマ好きとか愛人騒動とか週刊誌であることないこと叩かれてエライ目に遭うたがな!それに比べたら…だいたいやなフライデーとか週刊誌はやな…


(実況アナ)

(話が長くなりそうなので遮って)はい、カントクありがとうございました。

どこが野球実況風なのかよくわからないという気もしますが、残念ながら放送時間がやってまいりました。

では、文通の継続を願い産経の反撃を期待してこの辺で甲子園からお別れします。カントク「クライマックスシリーズ」も頑張ってください!ではごきげんよう、さようなら。





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