陸自情報保全隊の“監視”活動、共産党が中止求め会見

参議院選挙を睨みタイミング計って出してきたような気がする…

共産党の志位和夫委員長は６日、衆院議員会館で記者会見を開き、陸上自衛隊の情報保全隊が、イラク派遣に反対する市民活動などの調査・情報収集を行っていたことを示す内部文書を入手したことを明かしたうえで、「違憲・違法な国民監視活動だ」として、活動の即時中止を求めた。

文書には、全国２８９の個人や団体に関する、集会や街頭での活動の様子が記載されていた。

防衛省の守屋武昌次官は同日夜、記者会見し、「文書が本物かどうかはコメントしない」としたうえで、「隊員や家族に動揺や不安が起きないようにとの観点から、派遣に批判的な方の動きは情報収集してきた。任務遂行に必要で、違法性はない」と説明した。

志位委員長が示した文書は、２００３年１１月〜０４年２月に情報保全隊本部（東京・市ヶ谷）が作成したとみられる「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」と題する資料と、０４年１〜２月の東北各県での活動をまとめた東北方面情報保全隊（仙台市）の作成とみられる資料。計１６６ページで、いずれも秘密指定ではなかった。

志位委員長は、「国民のあらゆる運動を監視しており、集会、結社、言論の自由を根底から脅かす憲法違反の行為」と述べ、記者会見後、政府に対し、情報収集活動の中止と全容解明を申し入れた。

ソース・YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070606i115.htm?from=main1

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個人的には、アホで空気の全く読めない社民党や玉石混合＆胡散臭さ満点の民主党に比べれば、共産党の主張や一部の政策（同和行政の歪みを徹底追及している点など）については支持できるものもあると思っている。

ただ、「社会主義・共産主義」を掲げ、対米従属と大企業支配の打破を叫び、天皇制そのものまで否定しようとする基本的な政策は今の日本にとっては「危険思想」に他ならず、少数万年野党としてチェック機能だけ果たしておけばいい存在だと思う。

そういう意味では、公安当局の調査対象として動きをチェックするのは当然のことだと思うが、自衛隊がとなるとちょっと話がややこしいし次官の釈明もちょっと苦しいね…

ただ、共産党だけではなくサヨク的な人や団体から見るといまだに「自衛隊＝悪の軍隊」という認識でしかなく、市民運動と称した批判的な活動や嫌がらせがあるのも事実であり、こういったネガティブな情報を自衛隊自らが収集しておくという必要性もあるようにも思う。

しかし、参議院選挙前・年金絡みで支持率低下・サミットで安倍首相不在…絶妙のタイミングでぶつけてきたな。そういう意味では、共産党もなかなかしたたかだね。

このタイミングに呼応して左巻きマスゴミどもが「市民活動を監視する自衛隊けしからーん！」「美しい国？市民を監視する危険な安倍政権！」とバッシングするんだと思うが、いつまで「日本の安全や安定を乱し国力低下を常に画策している危険分子」を「善良な市民」に変換するイメージ戦略を続けるんだろう。正直もういい加減にしてほしい。

正直な感想を言わせてもらえば、「バレないようにやれよ自衛隊！」これにつきるような気がするんだが…

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