過激なデモ繰り広げる「活貧団」ってどんな団体?


通称:ファビョル団


よく日の丸焼いたり、食ったりしてるイカレたオサーン達のことですね…(・∀・)





先月28日午後1時、ソウル西大門区の警察庁正門前に彼は現れた。手には書類カバン、もう一方の手には棒に巻かれた横断幕を持って泰然と周辺の一角を占めた。警察官は彼のことをよく知っているかのように警戒しながらもさほど気にしている様子ではなかった。


「さあ、始めよう」との一声と同時に彼は幅1メートルの横断幕を開いて叫んだ。「李宅淳(イ・テクスン)警察庁長官は辞職せよ」「ウソにまみれた警察は反省せよ」と叫びながら、「革新警察庁」「犯罪との戦争か、犯罪との妥協か」と書かれた横断幕を振り上げた。そして30分後には「これで叱り終わった」と言いながら忽然と立ち去って行った。


彼は市民団体「活貧団」の洪貞植(ホン・ジョンシク)代表(57)。活貧団によるデモの現場を率いる活動家だ。1998年4月に税関公務員を退職し、知人60人と活貧団を結成した。洪吉童(ホン・ギルドン/朝鮮時代の小説の主人公)伝に出てくる「活貧」(貧しい人たちを助ける)の文字をとり、社会主義の色彩を出さないよう活貧党ではなく活貧団とした。その後活貧団は毎日のようにデモの現場で腐敗公務員に抗議の訪問を行い寺や教会に訪れては「分かち合い」を主張してきた。


5月には飲酒文化賞を制定した忠清北道槐山郡庁に抗議に訪れ竹のムチを手渡し、17日には仁川空港で公費でナイアガラの滝視察のために出国しようとして問題となった政府系企業の監査たちにドジョウを投げつけ騒動を起こした。また5日後の22日には自ら経営する食堂で熊の肉を違法に販売した郡議員に同席した忠清北道鎮川郡守と鎮川郡議会に熊の人形と抗議文を発送した。さらに24日午後にはソウルの政府中央庁舎を訪問し自分の口に猿ぐつわをして記者室統廃合撤回を要求するパフォーマンスを行った。


こうした過激なデモ活動により、活貧団は創設以来、毎日のようにマスコミに取り上げられている。しかし意外にもデモの現場に訪れる団員は10人ほどしかいない。仁川空港でドジョウを投げつけた当日に団員として参加していたのはわずか2人、槐山郡庁を訪問したのも洪団長を入れて3人だった。洪団長によると創設当事には60人のメンバーがいたが現在活動しているのは団長を含めて数人の知人だけだという。


活賓団の会員はほとんどが通貨危機で職を失ったり事業に失敗した人たちだ。彼らは協力して資金を出し合い、20坪ほどの事務所を開設した。運営資金は税関に勤務していた洪団長が個人的に4000万ウォン(約530万円)を拠出した。しかし外部の支部や支援金もほとんどなく会員は少しずつ離れていった。現在活貧団によるデモは洪団長1人で行うケースがほとんどだ。


洪団長によると「毎月受け取る公務員年金で活動しているが、バスや汽車、飛行機に乗ってデモの現場に行くには毎月200万ウォン(約26万円)はかかる」「マスコミに出て人の注目を集めるには午前11時にデモをするのが最も効果的だが会員にメシを買ってやる金がないため最近は午後1時にデモを始めている」という。現在彼は昼食のほとんどをコンビニのおにぎりだけで済ませているという。


活賓団のホームページには支部が10カ所あると記載されている。しかし現在支部に責任者がいるのは洪団長の知人がいる江原道、蔚山、仁川の3カ所だけだ。ソウルでデモをする時にも洪団長の携帯電話に登録されている150人の知人にメールを送り、参加する人だけが現場に駆けつけるというやり方だ。そのため洪団長はマスコミに登場するために努力を行っている。彼は「自分の考えを主張し周りに関心を持ってもらうために、何としてもカメラの前に立ち目に付く行動をしてマスコミの関心を引こうと努力している」と語った。これまで唐辛子の粉を投げつけ、塩をまき、道路に飛び出すなどして支払った罰金だけでも200万ウォンを超える。


一方、警察は活賓団の活動に対して中立的な立場を取っている。独島問題や中国の東北工程問題などで活品党が愛国運動の先頭に立っているとの見方もあるが、1人で目立つためにパフォーマンスばかりに執着しているとの批判も少なくないからだ。ある警察関係者は「不正腐敗追放運動も数多く行っており、良く言えば愛国運動の活動家」としながらも「自分の考え、アイディアだけに執着しているので、関心は引いても大衆の支持は得られていない」と指摘した。警察によると活品団はその奇怪な行動で保守団体内部からものけ者にされているという。


活貧団の行動方式は3つだ。「声東撃西」(一方で声を荒げてもう一方を攻撃する)、「三寒四温」(月火水は過激デモ、木金土日は平和デモ)、「(デモで)騒いで密かに立ち去る」ことだという。動員できる組織がないため最小限の人員で最大の効果を出すためだ。


活貧団が最も気を使うのはデモの「アイテム」だ。洪団長によると叱るべき相手には竹のムチ、自分の利益ばかり追求する人間には小魚(さっぱ)の塩辛、国を滅ぼす人間にはタコ、社会に害を及ぼす人間にはドジョウ、信じられない人間には麹を買って手渡す。それぞれ「小魚は腹が小さく器の小さい人間」「魚屋をつぶすタコ」「あちこちに逃げるドジョウは堂々とできない人間」「豆で麹を炊いても真に受けないほど人の言うことを聞かない人間」などといった韓国でのことわざに由来する。


現在活賓団への支援金は残りわずか30万ウォン(約4万円)ほどだ。通帳が5つあるが1カ月の入金学は10万ウォン(約1万3000円)にもならない。幼い小学生が市民団体について学び数千ウォンずつ支援してくれるのがすべてだ。しかし洪団長は9年間、毎日のようにスケジュールを組み現場に向かった。横断幕のような道具は以前から使っていたものにテープを貼り付けて再利用する。どうしても必要な文句の横断幕だけは1万ウォン(約1300円)ほど支払って新しく作る。だが大抵は大規模なデモの現場に捨てられていたビラ、タスキなどを拾い集めて使用する


そんな洪団長は一時、政界への進出も考えた。2000年には「民生改革新党(仮称)」を立ち上げようと試み、またその年の総選挙には無所属で出馬もした。しかし支援者が少なかった上に、支援を申し出た人間から詐欺に遭い、政界への進出を断念した。その後は活賓団団長という名刺だけを持って全国を歩き回っている。


先月28日に会った洪団長は今の生活がとても楽しいと話す。彼は「家族にもいい加減にしろと言われるが、大韓民国で人の目を気にせず自分の主張を展開する人間は自分だけだ。どうしてやめることができようか」と豪快に笑った。そんな彼の右目の周りにはどこで殴られたのか、青いアザが残っていた。


ソース・朝鮮日報

(上)http://www.chosunonline.com/article/20070605000065
(中)http://www.chosunonline.com/article/20070605000066
(下)http://www.chosunonline.com/article/20070605000067



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こんなイカレたオサーンを上・中・下に分けて詳しく紹介する朝鮮日報もどうかと思うが、またそれにすぐ食いつく自分もどうかしているのかも…(;´Д`)


長々と書いてるけど、結局のところ


ファビョル団のオサーン達は貧乏である!

目立つパフォーマンスはするが周りからは浮いている!

頼りは小学生の資金援助!

満たされない思いをデモで憂さ晴らししてる!



読んでいくうちにあまりのバカっぷりに泣きそうになったよ…(´Д⊂ヽ





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