東海新報 中国のコピー商法「商業道徳」の不在が問題



全面的におっしゃるとおりでございます…







☆★☆★2007年04月25日付 コラム 世迷言


 「往くとして可ならざるはなし」という趣きがあるのが中国のコピー能力である。なんでも模倣から始まるのだからそれはそれでいいが、問題は、知的財産権云々以前に問われる「商業道徳」がそこに不在なことである▼先日同国トップの自動車メーカー「奇瑞自動車」が安値攻勢で国内市場を席巻しているとの記事を読み、どうせエンジンは外国製だろうと高をくくっていたら、なんと自社開発だと知って脱帽した。技術の塊といえる自動車を自力生産できる能力を身につけたというのは刮目(かつもく)すべき進歩である▼ただし、スタイルとなるとそこはお家芸が発揮されて、外国の人気車そっくりというより、コピーしたことが一目瞭然という「オリジナル」車が登場するところが経済も政治同様したたかな国らしさ▼上海で二十日から開幕したモーターショーでも多数の「そっくりさん」がケンを競い、知的財産権侵害などどこ吹く風だった。ホンダとまぎらわしい「Hongda」というバイクを発売し、東南アジア市場を荒らし回った「重慶力帆」は、いまや小・中型車まで生産するメーカーに“生長”したほどだから、道徳など問う方がおかしいのかも▼海馬汽車が発表した新車は、マツダの「アクセラ」という車種とウリ二つで、写真で見ても明らかにコピーとうなずけるが、海馬は「独自開発」と意にも介さぬ風だったよし。マツダの社員が「これほど似ているとは」と絶句したというのはお気の毒。「一台は買う」が後は買わない。バラせば用はないからで、これが中国流。



ソース・東海新報
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi

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中国人に商業道徳=モラルを求めるのはなかなか難しい。 (・ω・)


上記にあるように「これはコピーだろ!知的所有権の侵害だ!」とこちらがいくら叫んでみても、


「いやオリジナル製品アルね!」と意にも介さないんだから…


で、記事であったマツダアクセラ」について気になったので調べてみた。


※以下、47NEWSより転載
http://www.47news.jp/CN/200704/CN2007042301000501.html

◇デザイン「盗用」車ずらり 上海自動車展、対応に苦慮


【上海23日共同】中国で開催中の上海モーターショーで、日本や欧州の人気車のデザインを模倣したとみられる中国車が多数展示されていることが23日、分かった。中国で知的財産権侵害の改善が遅々として進んでいないことが浮き彫りになった格好だが、この国でデザイン盗用が裁判などで認められるケースは少なく、模倣された企業は対応に苦慮している。

海馬汽車は、マツダの「アクセラ」そっくりの乗用車を展示。マツダは昨年から中国で「マツダ3」の名で販売を始めたが、海馬は「ハイマ(海馬)3」。会場にいた海馬の女性説明係は「独自に開発した新型車だ」と強調した

マツダは海馬に別のタイプの乗用車を委託生産していたが、マツダ3は別の中国メーカーと合弁で生産。マツダの社員は会場で「海馬が新型車を展示することは聞いていたが、これほど似ているとは思わなかった」と絶句した。


▲中国車にデザインを模倣されたとみられる「マツダ3」(上)とマツダ車のデザインを模倣したとみられる中国車「ハイマ(海馬)3」


(引用ここまで)



…(;´Д`) うーん、確かにそっくりである。


マツダ社員が絶句するのもうなずけるパクリっぷりであるが、これだけパクっておいて、「独自に開発した新型車だ」と強調する中国人お姉ちゃんの発言を聞いたマツダ社員は「怒り」より「脱力」しかなかったたのではなかろうかと…




中国人に商業道徳を植えつけるには、被害を受けている国の集団的な圧力とそれ相応の痛み(賠償金)を与えるしかないね。





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