神奈川県への留学生募集(学費・生活費など神奈川県が全額支援)



(´・ω・`) アジアへの優しさあふれる施策なのでございます…





神奈川県への留学生募集/京畿道
学費・生活費など神奈川県が全額支援


京畿道が神奈川県に派遣する留学生を選抜する。

専攻分野は看護学科、栄養学科、社会福祉学科、リハビリテーション学科(理学療法作業療法専攻)などで、神奈川県立保健福祉大学で学ぶ。

選抜された留学生には日本語研修課程を含む4年6カ月の授業料全額と寄宿舎費、生活費、国民健康保険料、往復の航空費などが神奈川県から支給される。京畿道が4人を選抜して神奈川県に推薦し、中国遼寧省、マレーシアのペナン州など神奈川県との姉妹都市から推薦された学生らとともに書類審査を経て二人が最終的に選抜される。


ソース・朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/31/20070131000005.html


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記事をよく読むとわかりますが、韓国京畿道から2名の留学生を受け入れるワケではなく、中国遼寧省、マレーシアのペナン州など他の神奈川県との姉妹都市から推薦された学生らとともに書類審査を経て2人が最終的に選抜されるということです。


それにしても、2名とはいえ「授業料全額と寄宿舎費、生活費、国民健康保険料、往復の航空費」など全額を神奈川県が負担ってやりすぎではないでしょうか?


ということで、気になって調べてみました


まず、これまでのこの事業(新かながわ国際スカラシップ事業という県の施策名)における留学生の受け入れ状況を見てみましょう
ソース・http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kokusai/2eandc/coop/scholarlist.html


平成15(2003)年度 中国・遼寧省 2名
平成16(2004)年度 韓国・京畿道 1名、 マレーシア・ペナン州 1名
平成17(2005)年度 韓国・京畿道 2名
平成18(2006)年度 ※ 中国・遼寧省 1名、 韓国・京畿道 1名


これまで受け入れた8名を国別で見ると、中国3名・韓国4名・マレーシア1名ですね。まぁ予想どおりでしたが中韓がほとんどですな…
朝鮮日報の記事にあるのは19年度の受け入れ募集ってことですね。



外国の人が日本の大学で勉強し「その得た知識を母国の発展に生かす、また留学期間で日本のことを理解してもらい友好の架け橋になってもらう」…なかなか素晴らしいことですね。


しかし、日本国内にも経済的な理由で進学できない人や奨学金やアルバイトで苦しい状況でも頑張ってる苦学生はいっぱいいます。


こういう人達のことを考えると、全額を神奈川県が負担するというこの制度は「なんで?」と考えてしまいます。例えば、本人負担が難しいのであれば、派遣する国が何割かを負担するといったことがあっても良いのではないでしょうか。



アジア諸国への配慮や優しさも結構ですが、度が過ぎるというのはいただけませんね



神奈川県民の方は怒ったほうがいいのかも…




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