【東海新報】防衛省昇格トップにはきちんと国防を考え、専門的知識と認識と見識を持つ人物を

東海新報のコラム「世迷言」いつもながらGJなのです




防衛庁がようやく省に昇格となりそうだ。自民、公明の与党案に民主党が賛成し、昇格関連法案が今国会中に成立の見通しとなったからだが、それもこれも国防にかかわる大事な機関を「庁」で済ませてきたわが国の能天気さを世論もやっと認めたということであろう▼英語の「デフェンス」を日本語になおすと、防衛、防御、守備、国防などとなる。同じ言葉を使っていても米国のそれは「国防総省」、英国のそれは「国防省」と邦訳される。しかしわが国では「防衛」で通してきた。みずからそう名乗ってきたからだが、ではなぜ外国の同じ官庁を「防衛」と訳さないのか?▼それはつまるところ「国を守る」という考え方に彼我の質量の差を見るからでなかろうか。「これは軍隊ではありませんよ。警察予備隊です、保安隊です、自衛隊です」とまやかしを続けてきた国と、自らは自らの手で守るという気概を持つ国とを比較すれば、同じ呼称をたてまつるわけにはいかない。だからこそ相手によって訳語も変えるようになったと解釈したい▼そんな言葉遊びはどうでもいいことだが、問題は省に昇格したら庁とはどう違うことになるのかという点である。法案によれば従来は付随的任務とされてきた国際緊急救助活動、国連平和維持活動(PKO)、周辺事態法に基づく後方支援―などを本来任務に格上げするのだという。それはそれで結構だが、この省のトップにはきちんと国防を考え、専門的知識と認識と見識を持つ人物を据えるようにすることが何より大事だろう▼「私は靖国に参拝しません」などと中国に媚びを売るような長官には、この大任をまかせるわけにはいかないのである。現にそう発言した現長官は降格させよ。


ソース・東海新報
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi

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いやーいつもながらズバっと直球で素晴らしい!
それに比べて、


朝日新聞社説 防衛「省」 改めて昇格に反対する
http://www.asahi.com/paper/editorial20061130.html

詩人とか登場させた上で、グダグダと煮え切らない主張で根拠の薄い反対論を唱える朝日…やっぱり終わってる




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