東海新報 漢字ブームの韓国 「大韓民国」どころか自分の名前すら漢字で書けない


日帝が普及させたハングル固執する韓国

間違ったプライドがもたらす弊害ははかり知れないね




韓国ではいま漢字がブームだとテレビが伝えていた。中国との貿易取引が増えて、漢字を使えることが就職活動に有利なためだとか。留学先も日本より中国の方が多くなり、そんなこんなが「漢字返り」となったようだ

▼韓国の町を歩くと看板などもハングル文字だけで、漢字がほとんど見られない。隣の国なのにアラビア圏へ行ったようなものである。独自に創設した文字だとはいえ、もう少しは漢字を残してほしかったと思う

▼もっともそれはその国の勝手であり、内政干渉というものだが、大韓民国」と漢字で書けない、いや自分の名前すら同様の若者の姿をテレビで見て、これでは自国の古典すら読めず、その得失はどうなのかと考えてしまった。韓国出身で現在は日本在住の呉善花さんが書いていたが、一番困るのは同音異義語の判別だという

▼日本でも漢字を廃してローマ字や仮名に変えようという提唱があったが、そうしなくてよかった。「きしゃ」と書いて、それが汽車なのか記者なのか帰社なのか前後の文脈で判断するというのは不便である。文字のない国が中国から文字を借り、それだけでは国民に普及しないと考えて、平仮名と片仮名をあみ出したという先人の知恵には驚嘆する

▼ハングル化がここまで徹底すると、新聞などが漢字ハングル交じり文になることは期待薄で、実際それが近くて遠い国にしてしまったが、このブームで漢字が復活すると多少は距離が近くなるかも。こちらの勝手を言わせてもらえるなら、「ペ・ヨンジュ」だの「イ・ビョンホ」だのと言われても覚えにくいから、金大中金正日と漢字で併記してほしいものである


ソース・東海新報
http://www.hokkoku.co.jp/jisyoh/hjisyoh.htm



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東海新報の名物コラム「世迷言」であります。いつもながらいいこと言うね!


文中に出てた呉善花女史の著書を僕も何冊か読んだが、確かに漢字撤廃の弊害は大きいようだ。

「ハングルは世宗大王が発明した偉大で科学的な文字なの!」「ウリナラの誇りなの!」という行き過ぎた民族主義によって漢字を追放しちゃった訳だが、漢字で書かれた古典や古い文献が読めなくなって、ますます歴史を科学的に考察することなくウリナラファンタジー歴史観に埋没してしまうっていうのは日本にとっても弊害が大きいね。


日本語が堪能な呉善花女史いわく、女史は「簡単な小説などを読むのはハングル」「思考を要するような書物を読む場合は日本語」になっちゃたらしい…。

一時は漢字教育の復活を叫ぶグループもあり、ハングル派との論争の場が盛り上がったらしいが、このときもヘンテコな民族主義が邪魔をして冷静な議論にならなかったという。


就職に有利という理由のブームでは底が見えてるもんなぁ…。韓国人の性格から言って本格的な漢字復権というのはもう一度中国の支配を受け入れることにならない限りもう無理なんじゃないかな…





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