中国粉砕2発!!U−21反町ジャパンが初陣勝利!


【秦皇島(中国)7日=後藤茂樹】サッカー・日中韓3カ国対抗(秦皇島五輪競技場)下馬評覆す白星発進! 08年北京五輪出場を目指すU−21日本代表が、初陣となったアウエーの中国戦に2−0快勝した。ドイツW杯での惨敗を受け、日本代表のイビチャ・オシム監督(65)を全世代の相談役に置いた日本再生元年の初戦。反町康治監督(42)がさっそく、その哲学をピッチで具現化した。


http://www.sanspo.com/soccer/top/st200608/st2006080801.html



私も昨夜行われたこの親善試合をテレビで観戦していました。

まず、試合前のセレモニーで2004年アジアカップの時のように国歌(君が代)斉唱で中国人サポーターの非常識極まりないブーイングがあるかもと心配していましたが、ブーイングはなかったようです。

それから、「アレッ?」と思ったのが君が代が流れている時にピッチ上の選手やベンチの監督・コーチ・控え選手など全員が肩を組んでいたこと。ワールドカップでイタリア代表なんかが肩を組んでいる姿は見ましたが、日本の代表チームでは初めてだったのではないでしょうか。どうも反町監督の発案だったようですが、なかなか新鮮でよかったと思います。ただ、少し残念だったのは君が代を歌っている選手が少なかったですね。一番ハッキリ歌っていたのは、井原コーチだったように思います。

試合は、体格に勝る中国選手に前半押される展開をキーパーの好セーブで何とか無得点でしのぎ、後半日本らしいスピーディーな攻撃で2点を取ったいい試合でした。

今のU21日本代表は2005年のワールドユースのメンバーが中心です。1勝もできなかったワールドユースの試合を見て「この年代は世界とレベルの違いが大きい」と落胆していました。正直、昨日の試合もA代表にも名を連ねる選手が複数いて地元開催のオリンピックを前にこの世代の強化を最重要課題として進めている中国相手にブザマな試合にならなきゃいいけど…とあまり期待していなかったのですが、最後までスタミナが落ちずピッチを走る選手たちの奮闘ぶりを見て、認識を新たにしました。北京オリンピックの出場権獲得に向けて頑張ってほしいと思います。

それから昨日の試合で、ピッチに倒れた中国の選手をタンカで運ぶ際にタンカから振り落とすというアクシデントがありました。かなりのスピードで運ばれてる最中に振り落とされたので結構ダメージを受けたんじゃ…「オメー達ちゃんとせえよ」と思わずつぶやいたシーンでした。(日本の選手が振り落とされていたら激昂してたと思う)