【取材日記】日本はくっつき、韓国は突き離し


中央日報の記事。タイトル見たときは「ハテ?何のこと?」と思いましたが、

為政者と取材者との関係のことでした。

(;´Д`)いつものことだが、いちいち日本と比較しないと気がすまないんだね…





<取材日記>日本はくっつき、韓国は突き離し

日本新聞協会が数日前、東京の中央日報日本支局に電話をかけてきた。韓国政府で記者室を閉鎖するというが、いつどのように施行されるのかと聞いてきた。国民の目と耳の役割をする記者たちを官庁から追い出して、公務員のインタビューを困難にさせることは日本では想像もできないことだ。他国のことだが関心をもたざるを得なかったのだ。

そんなとんでもないことが12日、とうとう韓国で現実として現れた。政府のメディア弾圧政策がどれだけ非難を浴びることかは日本の報道システムと比べてもひと目で確認することができる先進国の中で日本の報道機関は政府批判・監視機能が相対的に弱い方だ

日本の首相は1日2度、マスコミと“ぶらさがり”ブリーフィングをする。首相が直接カメラの前に立って記者たちの質問を受け、即席であらゆる国政懸案に対して虚心坦懐にわかりやすく説明する。昼休み前に1回、午後の日課が終わるときに1回実施される。ぶらさがりとは、記者たちがまるで首相を取り巻きぶら下がって動いているかのように密着した取材をしているという意味から付けられた名前だ。

こうして取材された首相の発言は直ちに全国の主要新聞と放送を通じて1億2700万あまりの国民に隠さず報道される。福田康夫首相はこのごろも敏感で、ストレートな質問には汗をかきかき答えている。韓国のように大統領が主義・主張を一方的に広げるインタビューや報道はない

長・次官級は言うまでもないが、韓国では数カ月、半年以上、マスコミブリーフィングを1回もしない長官が少なくない。マスコミを敵視する青瓦台と国政広報処の承認を受け、機嫌を伺わなければならないからだ。

日本では国会と官庁周辺で長官が記者たちと出くわせば、通例即席で懸案に対して質問を受け、詳しく構想を明らかにする。個別報道機関のインタビューにももちろん拒否することはない。国民に国政を「報告」するということに時と場所はないということだ。こうした即席ぶらさがりインタビューが頻繁なので、日本国民は長官の名前はもちろん政策まで詳しく知っている。長官の名前さえよく知らない韓国では見られない状況だ。

結局、国民に知らせて牽制されることをいとわない「言論民主主義」が日本を強い国に作った源泉だ。記者室を無くしてブリーフィングを行わないのは、政府と国民の間の“言路”をふさいで、国民の目や耳を遠ざけるだけだ。

ソース・中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=91960&servcode=100§code=140


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イチイチ日本を引き合いに出してしまうのはお約束だからスルーするが…


別に日本の記者クラブ制度や「ぶら下がり」が良いことばっかりだとは思わないけどね。(単に馴れ合いの延長線みたいな気もする)


ただ、確かに首相や閣僚などが直接国民に向かって発言する機会は少ないより多い方が良いに決まってる。


ご存じのように、ノムヒョン酋長は今やマスコミを完全に敵視しており、記事にもあるように記者室の廃止を決めたことによって完全に敵対関係にある。


でも、一応直接国民から選挙で選ばれた大統領なんだから国民に対してメディアを通じて自分の考えを伝える義務が日本の政治家よりあるんじゃないかと思うのだが…ま、酋長にそういうスジ論言っても「ヌカに釘」なんでしょう。


「先進国の中で日本の報道機関は政府批判・監視機能が相対的に弱い方だ」


↑実際これはどうなんでしょうかね?他の先進国のメディアをしょっちゅうチェックしてるワケじゃないから、正直よくわかりません。


ただ、(-@∀@)朝日のように政府批判が生きがいみたいな新聞社もあるしねぇ…


それより、異様な安倍バッシングや福田政権誕生などの流れ(ナベツネの暗躍など)を見てると日本のメディアは、「政府批判・監視機能」というよりむしろもっと恣意的でタチが悪いような気がする。何か、ジャーナリストを気取って「読者(国民)を洗脳する」「俺達が世論をつくる」という行き過ぎた「驕り」があるような気がしてしょうがないし、「面白きゃ何でもイイ!」というような不真面目な報道(テレビのワイドショーとか)や「国民を一定の方向に煽動する」ことにばっかり熱心なメディアも多いと思う。


決して、外国メディアから「ぶら下がり取材はいいよね」とか、「記者室があるからうらやましい」とか言われるような代物じゃないと私は思います。




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