中国首相、10日から韓日へ「慰安婦」議論の可能性(朝日新聞)


(-@∀@)アカピー 中韓で「慰安婦問題」が議論されるかも! Wktk




(・ω・)ふ〜ん…訪日前にいくら焚きつけても迷惑がるだけだと思うけど




中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相は10日、韓国と日本への訪問に出発する。韓国では盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領と会談し、朝鮮半島情勢などについて意見を交わす見通しだ。ただ、過去の中国首脳の日本訪問では、その直前の韓国訪問が日本の歴史認識問題に微妙な影響を与えてきた経緯がある。今回の訪問で、温首相がどのような対応をとるかが注目される。

中国首脳の訪韓は05年の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席以来。温首相は10日に盧大統領と会談し、国交正常化15周年を迎えた中韓関係の強化を訴える見通しだ。11日から日本に移り、日中首脳会談などに臨む。

外交筋によると、今回の中韓首脳会談で日本の歴史認識問題は直接の議題に上がっていない。ただ、韓国側は安倍首相の従軍慰安婦問題での発言に反発しており、話題が及ぶ可能性は否定できないという

中国首脳のこれまでの訪日では、直前の外交的な動きが歴史問題を複雑にしてきた。

95年、大阪でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)参加のため訪日した江沢民(チアン・ツォーミン)国家主席は直前に韓国を訪問。日本の歴史認識を強く批判していた金泳三(キム・ヨンサム)大統領と歩調を合わせ、この問題を軸に中韓関係を強化する姿勢を示した。訪日後の江主席は声高な批判を控えたが、厳しい対日歴史観を印象づけた。

98年の江主席の訪日も波乱含みだった。1カ月前の金大中(キム・デジュン)大統領の訪日で日韓共同宣言に過去への「おわび」が盛り込まれながら、日中共同宣言にはこの文言が入らなかったことに江主席が反発。日本滞在中の歴史認識を問う厳しい発言につながったとされる。

一方、00年の朱鎔基(チュー・ロンチー)首相は韓国の前に日本を訪問。歴史認識で踏み込んだ発言をしなかった。



■対日、本音は「安定」

日本の歴史認識問題をめぐっては、中韓の対日世論が互いに強く意識し合ってきた。中国の対日関係者は「我々は『なぜ韓国のように日本に強い態度に出ることができないのか』との国内での圧力を常に受けている」ともらす。3月下旬、慰安婦問題に反発し、韓国が日韓外相会談をソウルではなく済州島で開くと伝えられた際、中国のネット上には「中国外交は日本に弱い」と書き込まれた。

安定した日中関係を求める中国政府は安倍政権との間で歴史問題に再び火を付けたくはないというのが本音。ただ、今秋には指導部人事が予定される共産党大会がある。温首相にとっては対日関係で軟弱な姿勢を示すわけにはいかない時期であることも事実だ。

日本の外交筋は、温首相の訪韓について「過去の例とは状況も違うし、単純比較はできない」と指摘しつつ、「歴史認識問題が日中韓の微妙な関係を反映していることは確かだ」と語った。


ソース・asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY200704080151.html



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朝日は残念かもしれないが、いくら韓国側が「慰安婦問題」をネタに反日連携を呼びかけたところで、たぶん今回に限っては中国は乗ってこないだろう。(というか、話題にあがること自体迷惑がると思う)


温家宝の訪日を前に下記のように最近の気の使いよう(事前プロパガンダ)はハンパじゃないからね

・人民日報の反日記事が減る

・訪日した中国学生の日本マンセー記事を掲載

・中国にとって極めて都合の悪い人物である石原氏が都知事選に勝利しても、「指導力に信頼」などとヨイショ
 http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070409/chn070409000.htm



ゴリゴリの反日政策を推し進めた江沢民の路線は中国にとって「共産党政権の妥当性」をアピールするという効果はあっただろうが、今となっては「負の遺産」になってしまっている感がある。


今後の経済発展を考えた場合に、日本からの投資や技術協力が不可欠だということを中共も痛いほど理解しているが、自分達が蒔いた種とはいえ「行き過ぎた民族主義と国民の歪んだ日本観」がサッカーアジアカップの時みたいに何かのキッカケでいつ爆発てもおかしくないからビクビクしてるんだろう。


安倍首相の靖国神社参拝を牽制する理由は「国内の反日世論を抑えられなくなる」ことへの怖れであり、今の時期に日本国内の対中感情が悪化することは何としてでも避けることが中国の国益につながると思っているハズだ。


しかし、今中国政府が反日国内世論喚起を見合わせているのはあくまで一時的な現象であり、まだまだこのカードを当分手放すつもりはないのは明らかです。


今回の慰安婦問題もモトをただせばアメリカ国内の中共影響下団体と極めて近い関係にあるマイク・ホンダ議員のバカげた対日非難決議が原因であり、「南京事件70周年」をネタにした記念映画の製作など中共が直接手を下さない巧妙な仕掛けで「日本の戦争責任」を世界的に追及し、自分達の国益につなげようとしていくんだろう。


結局、中国は単純な反日一辺倒の韓国なんかと比べるとはるかに手強く油断できない相手であり、これからも中国の微笑みやヨイショに我々は騙されてはいけないってことですな…。





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