6者協議 局面を転換させよ

日本政府は拉致問題ばっか言ってんじゃねぇよ… by 朝日新聞



やっぱダメだな朝日は…(・ω・)





◆6者協議 局面を転換させよ


今度は少し、空気が違っているようだ。北朝鮮の核問題をめぐる6者協議である。きょうから北京で再開される。

何度も失望を味わわされてきただけに予断を持つのは禁物だ。しかし、関係者の発言はなにやら進展をにおわすものが多い。

核開発に突き進む北朝鮮。国連制裁決議などでそれを放棄させようと迫る国際社会。その構図は変わらない。だが、前回までの会合と大きく違うのは、事前に米朝がかなり濃密な直接対話を重ねたことだ。

2カ月前の6者協議は、北朝鮮が米国による事実上の金融制裁の解除にこだわり、ろくな論議もできなかった。だが直後に米朝接触が始まる。先月はベルリンで双方の代表が会い、北京では金融協議が行われた。

ブッシュ政権は直接対話に消極的だったが、これ以上は放置できないと腰を上げたのだろう。イラク情勢への対応に追われ、北朝鮮と物騒な対決を続ける余裕はないということかもしれない。

エネルギーや食糧の不足に悩む北朝鮮も「ここが狙い目」と見たのだろう。

思惑はどうあれ、ベルリンではかなり深いやり取りがあったらしい。北朝鮮外務省は「一定の合意ができた」と語り、米代表も「進展に必要な基礎は整っている」と話している。

実際の6者協議がどのように進むかは、始まってみなければ分からない。それでも、打開の鍵を握る米朝の対話が深まったのは歓迎したい

いま大事なのは、昨年7月のミサイル発射に続いて核実験、国連安保理の制裁決議と流れてきた「危機と対決の局面」を転換することだ。

北朝鮮は、最近訪朝した米国の元高官に対し、寧辺地域の核施設の運転を止めて国際的な監視を受ける代わりに、年50万トンを超える重油支援を求める考えを示した。将来、軽水炉をつくってもらう段階で核放棄するとも伝えたという。

すでに米朝間では、核施設停止とエネルギー支援などを絡ませた覚書が交わされたという。

ここは原則を再確認しておきたい。

一昨年の6者協議で合意した共同声明は、あくまで核放棄の実現を目的に、エネルギーや経済面の支援、米朝・日朝の正常化などをうたった。

つまり、いま動いている核施設をただ止めるだけの見返りとして支援を想定しているのではないということだ。

重油北朝鮮に供与するにしても、核施設停止という行動が核放棄に確実に向かう第一歩であることがはっきりと保証されなければなるまい。

核爆弾の原料を作り続けている核施設を止めるのは、いま最も優先すべき課題なのは間違いない。それを放棄と結びつける形で実現してもらいたい。

日本は拉致問題を重視している。「核」が前に進んでこそ展望が開ける。そのことも念頭に置くべきだ。


ソース・asahi.com
http://www.asahi.com/paper/editorial20070208.html


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途中まではフムフムと読んでいたが、最後に唐突に出てくる「日本は拉致問題を重視している。「核」が前に進んでこそ展望が開ける。そのことも念頭に置くべきだ。」でずっこけたよ…(・ω・)



結局、これが言いたかったんだな…



昨日当ブログでも取り上げたNHKといい今回の朝日といい「拉致」よりも「核」が大事!拉致問題は棚上げしてもよろしいとお考えのようだ



普段、あれほど「弱者の味方」ぶってるクセに、北朝鮮の国家犯罪で苦しんでいる拉致被害者やその家族にはどうしてこうも冷淡なんですかねぇ…



朝日にとっては、

6者協議において拉致問題に関して日本政府が妥協
 ↓
安倍内閣支持率低下
 ↓
参院選挙与党敗北


という流れはすごくいいストーリー展開なのかもしれないが、いつまでも国民世論から乖離してると、ますます発行部数減らすぞ!!





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