地方紙読み比べ 北國新聞素晴らしい!それに比べて京都新聞は…


北國新聞 きょうの時鐘

資源の分捕りや宇宙開発に熱を上げる隣国は、失礼ながら、大国の勇ましさより成り金に浮かれる道楽三昧(ざんまい)に映る。「礼節の国」と敬った隣人もいたことなど、とうにお忘れか。


京都新聞 凡語

「東京発北京経由台北行き特急」は、永久に不可能なのぞみだろうか。




北國新聞 きょうの時鐘


 ことわざに、隣に蔵が建てば、こっちは腹が立つ、とあるが、やっかみでは済まぬ話もある

東シナ海日中中間線付近のガス田で、中国が天然ガスの供給を始めた、と香港紙が報じた。共同開発に向けて首脳が握手したばかりだから、事実ならば紛れもない資源強奪である

隣国から物騒な話がやたらに飛び込んでくる。世界を仰天させた衛星破壊実験は、危険な破片を宇宙に大量にまき散らした。鳥インフルエンザ騒動も、専門家は中国に「感染源」があると指摘する。宮崎の東国原(ひがしこくばる)知事はテレビカメラの前で感染経路解明を叫ぶが、肝心の隣国は知らんふりだから、厄介な火種は、そのまんま残る

その中国の野生のトキ繁殖地で原因不明の伝染病が懸念され、羽咋に本拠を置く保護協会による募金で隔離鳥舎ができたという。にわかに蔵が増えた国でも、鳥の保護に回すお宝まではないと見える。あるいは、最初からそんな蔵など建てる気はないのか

資源の分捕りや宇宙開発に熱を上げる隣国は、失礼ながら、大国の勇ましさより成り金に浮かれる道楽三昧(ざんまい)に映る。「礼節の国」と敬った隣人もいたことなど、とうにお忘れか。


ソース・北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/jisyoh/hjisyoh.htm



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京都新聞 凡語


中国は「はやて」で、台湾は「のぞみ」。日本の新幹線技術が中台両国で採用され、今月から乗客を乗せ走り始めた▼五日開業の台湾高速鉄道は、最高速度三百キロ。四時間以上かかった台北−高雄間を一時間半で結ぶ。車両は東海道・山陽新幹線の「700系のぞみ」の改良型だ。中国では二十八日、上海−杭州間などに東北新幹線「はやて」ベースの列車が登場、本格営業の四月には二百キロで走る▼新幹線は、一九三九年の旧鉄道省「弾丸列車構想」が始まりといわれる。東京−大阪を四時間で結ぶはずだった。当時は対馬海峡にトンネルを掘り東京から北京、さらにヨーロッパを結ぶ長距離列車構想もあったという▼めでたい中台の新幹線開業にも、不安の種は見える。台湾高速鉄道は日欧企業の技術が混合。運転士や指令員が独、仏人で台湾人の車掌と英語で連絡し合う複雑さだ。早くシステムを統一しないと事故が心配になる▼中国では技術の国産化を急ぐ政府が、日本製車両導入の事実を国民に極力知らせない方針らしい。技術に対し公平、公正な評価を欠くと享受できる恩恵は少なくなる。優れた技術は、広くPRしてほしい▼新幹線は世界一安全で、環境に優しい高速公共輸送システムだ。日中台が同じ鉄道技術で結ばれる意義は大きい。「東京発北京経由台北行き特急」は、永久に不可能なのぞみだろうか。


ソース・京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/info/bongo/20070131.html


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(・∀・) イヤー地方紙は記事のスタンスがいろいろあって面白いね!!


ウリ個人的には、北國新聞の論調が好みなんだが、住んでる地域で強い地元紙は京都新聞なんだよね…


で、ウリにとって京都新聞は地方紙の中でも結構左寄り偏向報道が目立つので読んでて全然面白くないんだなこれが



「東京発北京経由台北行き特急」は、永久に不可能なのぞみだろうか。


って何バカな寝言書いてるんじゃー( ゚Д゚)ゴルァ!!とつい条件反射的に心の中で罵ってしまうのです




それから、偶然だが両記事ともダジャレと思えるような記述があるな


宮崎の東国原(ひがしこくばる)知事はテレビカメラの前で感染経路解明を叫ぶが、肝心の隣国は知らんふりだから、厄介な火種は、そのまんま残る


「東京発北京経由台北行き特急」は、永久に不可能なのぞみだろうか



シャレのレベルは互角か…(・∀・)



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