中国・衛星破壊実験に非難の声(国際宇宙ステーションに衝突も)
( ゚Д゚)ゴルァ!! 宇宙でも環境破壊かよ!
今月11日に実施したとされる中国の弾道ミサイルにとる人工衛星破壊実験に対して、懸念の声や非難が広がっている模様
■宇宙に巨大な「破片の雲」 国際ステーションに衝突も
【ワシントン23日共同】中国の弾道ミサイルによる人工衛星破壊実験を受けて、米政府当局者らは22日、宇宙空間に破壊された衛星の破片によるスペースデブリ(宇宙ごみ)が大規模な「雲」を形成しており、各国の衛星のほか、国際宇宙ステーションにも衝突する恐れがあると警告した。ロイター通信が伝えた。
また、専門家はデブリが高度約400キロから約3000キロの広い宇宙空間にわたり観測され、この軌道上にある120個以上の衛星が危険にさらされていると強調。軍事衛星のほか、民間衛星へ衝突すれば日常生活に影響が出かねず、国際的にも懸念が広がっている。
ロイター通信によると、米国防総省関係者は「今回の実験が国際宇宙ステーションも含めて(衛星とデブリによる)衝突の危険性を高めたことは間違いない」と批判した。同ステーションは日本などが参加し高度約400キロの軌道上に建設中。
ソース・47NEWS
http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007012301000625.html
■中国「宇宙軍拡の意図ない」、衛星破壊実験で米に説明
【ワシントン=加藤秀央】米国務省のマコーマック報道官は22日、中国政府が今月11日に実施した人工衛星破壊実験について「誰にとっても脅威にはならず、宇宙空間での軍拡競争の意図もない」との趣旨の説明をしたことを明らかにした。中国が米国に対し、外交ルートを通じて衛星破壊に関する立場を伝えたのは初めてとみられる。
同報道官によると、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が21日から訪中した際、衛星破壊の問題を中国政府に提起。今回の実験や宇宙政策の全般について「政策の透明性」を高めるよう求めた。中国側はこの場で、実験を行ったことを公式に認めたものの、説明は事前に用意した声明の範囲内にとどまったという。
衛星破壊について米政府は「標的となった衛星の破片が他の衛星に悪影響を与えかねない」ことを理由に懸念を示し、18日から外交ルートを通じて説明を求めていた。
ソース・NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070123AT2M2300N23012007.html
■衛星破壊実験、塩崎官房長官が駐日中国大使に抗議
塩崎官房長官は23日、中国の王毅(ワン・イー)駐日大使と会食し、中国による弾道ミサイルを使った「衛星破壊実験」に関する日本政府への説明について「説明になっていない」と抗議した。塩崎長官はその後の記者会見で、「透明性をきちっと確保してくれなければ、疑心暗鬼を招く」として、25日始まる日中総合政策対話(次官級)でも中国側に説明を求める考えを示した。
塩崎長官は会見で、中国外務省から22日に北京の日本大使館に対して「宇宙において先般、1回の実験を行った」との通報があったことを明らかにしたが、「それ以上の細かなことがなかった」と指摘。その上で、「破片が飛び散り、宇宙の安全な利用、安全保障上の観点から非常に懸念を有さざるを得ない」と、改めて不快感を表明した。
ソース・asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0123/012.html
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今や気象衛星など民生利用だけではなく、位置把握やミサイル・兵器の誘導・防御といった軍事面においても宇宙衛星の役割は大きく、今回の中国の実験に対しては、軍事利用を積極的に活用してきたアメリカの懸念は大きいようです。
「誰にとっても脅威にはならず、宇宙空間での軍拡競争の意図もない」
という中国の説明を鵜呑みにする人は皆無でしょうね
中国国内での急激な開発とそれに伴う環境破壊の進行を見ればわかるように、ガリバー・中共は自分達の益になることであれば他国の不利益や懸念を顧みずトコトン突き進む危険性があり、軍事利用を含めた宇宙開発も例外ではないものと思われます。
あぶねー国だなしかし…
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