北朝鮮瀬戸際戦略核実験に対する韓国の対応

盧大統領「冷徹かつ断固たる対処をせよ」と言いながらも水害復旧支援は続行




北朝鮮が核実験の実施を表明したが、何としてでもアメリカとの対話と制裁解除
を狙う得意の瀬戸際外交ではないかというのが一般的な見方だろう。
当然、日米ともに容認できないと非難しているわけだが、先般のミサイル発射実験
完全に「蚊帳の外」に置かれた韓国ではこれに懲りたのかノムタンが反対のポーズを取ってるみたいだな。

〜以下引用〜

盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領は、北朝鮮の核実験計画発表に対し、
「韓国政府は冷徹かつ断固たる対処をせよ」と指示した

「盧大統領は今日午前、大統領府で行われた長官級の安保政策調停会議の対策会議に関する報告を受け、
このように指示した」と、宋旻淳(ソン・ミンスン)大統領府安保室長が語った。

宋室長はこれについて、「政府は、北朝鮮の今回の発表が交渉目的で行われたのか、
または実際に核実験をする可能性があるのか、バランスを見ながら対処している」と説明した。

また宋室長は「昨日潘基文(パン・ギムン)外交部長官と私は、
アメリカのバーンズ国務長官代理やハドレー国家安保補佐官と電話会談し、
現在の状況を評価、対応策を話し合った。今日も同様の話し合いを続けている」と述べた。

特に宋室長は「北朝鮮の談話の内容を冷静に分析してみると、現在、
韓米で進められている包括的アプローチ策の有効性はさらに強まっていると思う
今後、交渉と対話で北朝鮮の核問題を早期に解決するため、外交的努力を強化していく」と強調した。

ソース・朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/04/20061004000025.html


〜引用終了〜


と、まぁ一応非難はしているが「交渉と対話」というあたりにホンネが見え隠れしているように
思ってしまうね。

で、やっぱり以下のような記事もあったりして


〜以下引用〜

韓国の聯合ニュースは4日、同国政府が北朝鮮核実験予告にもかかわらず現在進行中の水害復旧支援を中止しない方針だと報じた

韓国は北朝鮮のミサイル発射実験(7月5日)を受けて、当時予定していたコメや肥料の追加支援を
中断した。しかし、その後に発生した水害のために別途、コメ10万トンやセメント10万トンなどの支援を決め、
今も輸送作業が続いている。

同ニュースによると、復旧工事用のセメントは既に1万5000トンを送り済みで、さらに6400トンが5日、
仁川港で船積みされ北朝鮮南浦港に向かう予定。

統一省当局者は北朝鮮が核実験を行動に移していない状況で、人道的な支援を直ちにやめるのは現実的に難しい」と述べたという。

同ニュースは、特に大量のセメント支援継続について、地下核実験への転用の可能性を排除できないと
指摘している。

ソース・毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061004k0000e030054000c.html


〜引用終了〜


やっぱりね…

人道支援といえば聞こえはいいが、要は韓国の現政権は北とズブズブの関係で同盟国の冷ややかな視線を感じなふがらこの期に及んでも関係を断ち切れないと
いうことなんだな。




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