金正日を非難する張り紙「軍隊より民衆に米をくれ」

咸南ダンチォンに金正日非難張り紙
現地の北朝鮮住民ら「去年も貼ってあった」「それでも凉しい言葉だ」

咸鏡南道ダンチォン市で、金正日体制を批判する張り紙を眺める住民たちの姿と、大韓民国政府の支援した米が軍部隊に運ばれて行く場面などを撮影した動画が公開された。

この動画は去る5月、北脱出者がダンチォン市にしのび込んで撮影し日本のフジテレビが11日の午後6時に放送した。

動画にはダンチォン駅の近くの暗市場に「先軍政治を願うと民が飢え死にする。軍隊たちにだけ与えずに人民たちから米をくれ」という張り紙があり、これを住民たちが眺めながら対話を交わす場面がある。

画面の中で張り紙を見ている北朝鮮住民の中の女性は「去年も似たような張り紙があったと言っていたよ」というと、傍の男性が「それでも凉しい言葉だ」と答える会話内容が流れる。

北朝鮮内部の公開された場所で、金正日体制を責める張り紙や檄文が貼られ、これを住民たちが眺めながら金正日体制を責める対話を交わす場面が動画で撮影されたのは今度が初めてだ。

この事件は、北朝鮮の内外に公開的な反金正日活動が切迫したことを示唆しており、その意味が特別なことと評価される。

※以下略

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昨日たまたまこのフジテレビのニュースを見ていましたが、関西大学の李英和教授（RENK代表）が
「おー誰や！こんなん貼ってる、凄い！」と興奮しながら解説してたのが印象的でした。

韓国の太陽政策による支援米も軍部がチョロまかして堂々と市場で販売されている映像も映っており
改めてこの国に対する援助は金正日体制と軍部の延命にしかならないことを証明していました。

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