(朝鮮日報より)

 北朝鮮のミサイル発射や独島(日本名竹島)問題などの一連の事件で韓日関係が悪化している中、最近行われた盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領の日本に対する非公式的発言に対し、問題とする見方が出されている。

 潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官が2日午前、ソウル市都染洞の外交通商部庁舎で行った内外報道陣向けの定例ブリーフィングで、ある日本人記者の「不満気」な質問が上がった。

 最近、盧大統領が発言したとされている「米国は友邦だからせき立てることはできないが、日本とは一発やり合ってみるべきだ」という内容の「真意」について問う質問だった。

 大統領は先月11日、大統領府で行われたヨルリン・ウリ党指導部との夕食会で、米国の対北制裁をめぐる動きと関連し、このような発言をしたと報じられている。

 これについて、この日本人記者は潘長官にやや不自然な韓国語で、「今回の大統領の発言では、米国は友邦だが日本は友邦ではないというようにも受け止められる」とし、「韓国の外交において、友邦というのはどのような概念であり、定義は何なのか」と聞いた。

 すると、潘長官は「日本は近い友邦であることには違いない」という原論的な回答を行うとともに、
「大統領が私的かつ非公式的に発言した内容についてはコメントできる立場ではない」と
一蹴(いっしゅう)した。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/03/20060803000010.html



別に友邦国でなくていいよ